マンション市場迷走中

「6月の分譲マンション着工戸数、過去最低に」

「首都圏の投資用マンション、1~6月は供給戸数39%減」

「マンション販売、改善の兆し 首都圏7月発売、減少幅9.1%に縮小」

8月に入ってからのマンションに関連したニュースの見出しです。ハッキリ言って、迷走しています。

あるニュースで「雇用・所得環境の悪化で不動産の購入意欲が盛り上がらないうえ、銀行が不動産会社への融資に慎重でマンションの開発資金が不足しているため、マンション着工戸数が最低に」と書いてあった数日後、「首都圏のマンション在庫の適性水準とされる6000戸弱に近づいている。在庫の減少が進んだことで、マンション大手各社は新規物件を投入しやすい環境が整ってきた。」となってます。

正直、マンション市場においては不透明かつ不安な状況は全く変わっていないと思われます。こんな時はあせらず、落ち着いて見守ることにしましょう。

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通勤ストレスを避けよう

ここ数年、時差出勤も進み以前より電車の込み具合は気にならなくなってきた。それと反比例して最近気になって仕方が無いのが、駅や車両の汚れやヘタりだ。見た目だけと言えばそれまでだが、朝の清々しい気分を台に無しになれることが珍しくない。以前通勤に使っていた某地下鉄路線は、駅の天井の配管がむき出しになっていたり、壁のタイルが取れて下地のコンクリートがむき出しになっていたりと、それだけでも気分がトーンダウンしたものだ。(駅も車両も新しいものの、地上からプラットフォームまで到達するのにゆうにひと駅分の時間が掛かる大江戸線は通勤ストレスという面ではいかがなものかと思いますが・・・・)

さて、2008年3月末で開業から7年目を迎えた埼玉高速鉄道は意外と穴場の沿線ではなかろうか。直通する南北線も含め、各駅構内は新しく美麗であり通勤時のストレス減に一役買っている。今ひとつマイナーな印象は拭い切れないが、京浜東北線や埼京線に比べ価格が手頃な上、都心直通という意味では交通利便性でも引けを取らない。
沿線各駅もなかなか魅力的。イオングループ最大級のショッピングセンターが駅前に広がるる「浦和美園駅」はもちろんだが、他にも住みやすくて手頃な価格のエリアが沿線沿いに多い。東川口駅は埼玉高速鉄道とJR武蔵野線の2路線が利用でき人気が高い。歩道幅が広く高層の建物が少ないので駅までの道のりもゆったりとした気分で歩ける。川口元郷駅は場所によってはバス便で京浜東北線にも出られるとあって、注目度大。
新しく綺麗な交通機関と他路線に比べ割安な地価。考えようによっては理想的な宅地エリアとも言える。他にもつくばエキスプレスや日暮里舎人ライナーと都内発の新交通網は多い。自分の足で一度街を散策すれば、その住み心地に少しは実感できるのでお勧めする。

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下町

東京23区内在住の若いご夫婦お方に「このあたりは下町だから、若い人向けの洒落たお店は少ないよ」って言われて、初めて「ここも下町なんだ」と何度か感じたことがありました。そして、この若夫婦は、下町であることを、むしろその言葉とは裏腹に、下町をブランド化しているように思われました。山手の邸宅街や郊外の新興住宅街も良いけど、やっぱり歴史と伝統に裏打ちされた下町が一番住みやすい、と言いたげでした。確かに、メディアの影響か、ここ10年くらいは下町の良さが見直されていて、住みたい街なんかのランキングでも上位にきているようです。

ところで下町とは、都内でいうとどのあたりのことを指すのでしょうか?何か、ここからここまでといった線を引くことができるんでしょうか?下町という定義は難しいですが、江戸っ子ではない私は、「むかしから人が多く集まる繁華街とその周辺の住宅街で、伝統芸能が盛んでかつ職人さんが多く住む街(但し、お祭りが有名であることが必須)」だと勝手に考えています。すると、やっぱり三社祭の浅草と神田祭の神田がしっくりきます。

ちなみに、東京に引っ越してくる前でしたら、寅さんの柴又、両さんの亀有、そしてやっぱり名の通った浅草あたりを選んでいたと思います。他にも、谷中あたりも下町になるんでしょうか?

実は、冒頭の若夫婦が住んでいる場所は、これまで出てきた場所のいずれにも該当しません。ま、本人がそう思ってんだったら良しとしましょう。

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首都圏一極集中

東京カンテイが31日に発表した首都圏のマンション価格調査の結果によると、今年の3.3平方メートルあたり単価を2000年と比較すると5割以上上昇した地域が13カ所あり、バブル期以来の伸び率を示したそうです。京王線・富士見ケ丘駅周辺の一坪単価が2.2倍以上拡大したことを筆頭に、7割以上上昇した地域が3箇所もあったそうです。

これは、非常に問題です。地方との格差が再び広がっているということです。本来、土地の価格は、需要と供給の関係で決定されますが、今回、首都圏での価格上昇が鮮明になったことで、首都圏以外との差(心理的な差も含め)が一層広がったと思われます。資金が首都圏に集中してしまっていることが主たる原因ではないかと思われます。益々、東京を始め首都近郊が住みにくくなったことも意味します。

これを機に、地方での暮らし易さやが見直されて、地域間格差が改善されればよいのですが。そのためには、企業の首都圏への一極集中改善が最大の難所だと思われます。結局、仕事が首都圏に集中指定していることが全てのボトルネックなのですから・・・。

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買うべきか買わざるべきか

「買ったほうが得だから」という理由で家の購入を決める人がいますが、何を根拠に「買ったほうが得」と言っているのでしょうか?結構な数の人たちが、住宅情報誌などの特集記事の上で踊る「今が買い時」、「過去最低レベルの金利」、「まだまだ上がるマンション相場」といった見出しに囃されて、踊らされているようです。

それって危険だと思いませんか?

考えても見てください、このような情報誌では、「今家を買ったら大損!!」とそこまで極端でなくても、「今年は買わないほうが無難・様子見」ぐらいのソフトな表現の特集記事が5年に一度ぐらいあってもよいものです。しかし、購入することに対してネガティブな特集が組まれたのを目にしたことがありません。これって、不自然だと思いませんか?株でも債権でもそうですが、“買い推奨”の時期があるのと同様、“様子見”の時期も当然あります。それは不動産でも同じはずです。このような売り手側に立った情報誌の記事は半分信じて、半分疑ってください。

「じゃー、いつ買ったらいいんだ?」という声が聞こえてきそうですが、これは正解がない問題です。ひとりひとりの人生設計・将来の目標に違いがあるうえ、その時の金利、地価の相場、さらには他の金融商品の利回りまで関係してくるからです。結局のところ、自分で考えて結論を出すことがベストな方法です。

ところで邪推ですが一言。絶対買わないといけないというモノでもないんですよ、家って。

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景観を損なうもの

仕事やプライベートで初めて行った場所では、時間の許す限り歩いて街の様子を観察するようにしています。すると、数分歩いただけでも、色々気になって仕方がないことが見つかります。

□駅周辺の違法駐車・駐輪

□狭いくて段差が多い歩道

□高架下・歩道橋下に捨てられている粗大ゴミ・ジュースの缶・タバコの吸殻

□壁の落書き(缶スプレー等で書かれたやつ)

□パチンコ屋さんから漂ってくるタバコの臭い

□スーパーやコンビエンスストア前のゴミ箱からあふれ出たゴミ

□ペンキが剥げて錆付いた公園の遊具

□シャッターが降りたまま何年間も使われてなさそうな店舗らしき建物

これらは街の景観や雰囲気を損ないますよね。こういう場所では家を買わないだろうな、と思いながらいつも観察しています。

そして、その度に思うんです。駅から歩いて自宅まで帰る途中の景色と似ているな、と。自分が住んでいたり何度も訪れた街では慣れてしまって当たり前になっていることでも、お初の場所だと妙に目に付いてしまうようです。

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メールの普及と不動産の営業

先日、この記事の中で某不動産会社が販売する新築分譲マンションのインターネット経由での契約が全契約の50%以上を占めるになった、といったニュースを紹介いたしました。(詳細はコチラ

そして、その記事の最後に少し意味深なことを書いて締めました。(「不動産業者からしても、営業時間外にメールで見込み客からオーダーが届き、翌日にその対応をするという単純なルーチンワークが構築され、営業の効率化が図れると考えていました。しかし、そのライトな問合せ手段“メール”は、業者からすると実は諸刃の剣であったのです・・・。」)

(続き)インターネットが普及し、メールでの問合せが増えることで困った問題に出くわすことに。メールで送られてきた希望条件に合致した物件情報を数件取り繕ってメールで返信してもなしのつぶて。返信があってもその答えは「やっぱり資金的に難しそうなので住宅購入そのものを諦めました」の一言。

そんな中、レスポンス良く返信してきてくれる人も少なからずいます。そして、何件かの内見を取り付け、現地で直接資金計画を確認して見るととてもローン審査を通過できる経済状態ではない、ということがしばしば。簡単に問合せできることが原因でしょうか。顔を合わせる必要がないことはもちろんのこと話す必要さえない、という状況は人を大胆にするのでしょうか。このような“経済的裏付けのない購入希望者”からの問合せが目立つようになりました。

買う気はあっても(経済的に)買えないお客様からの問合せがメールの普及によって確実に増えたと感じます。買いたくても買えないという事態は、お客様も残念でしょうし、営業にとってもダメージは大きいです。事前にもっと密に情報交換すべきなのでしょうけど、初回のメールだとなかなか立ち入ったこともヒアリングできないですし・・・。しかし、そこは遠慮せずにズバリと訊くことがお互いのためなのかもしれませんね。心優しき不動産の営業担当者の方々、大変でしょうけどがんばってください。

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家を買う必要性 ⇒ 住宅購入=幸せな生活

最近読んだある住宅情報誌に「家を買うなら今がチャンス!!」のようなノリの特集が掲載されていました。「金利が上がったといってもまだ3%前後(バブル前後は5%を超えていた)」とか、「今後もますます地価が向上する傾向に・・・」などの言葉が並んでいます。将来どうなるかは誰にも分かりませんが、参考に読むには面白い内容だと思いました。

そして、記事の最後にとてもよいことが書かれてました。最終的には、「住宅購入=幸せな生活」であれば良い、というコメントです。この判断基準には納得です。

更に付け加えるなら、「購入する必要性 ⇒ 住宅購入=幸せな生活」ではないかなと・・・。周囲に煽られて何だか買わなきゃ損みたいな状態での決断は最悪です。家を買う必要性があるのかないのか(言い換えると、今家を買わなければ現在または将来的に問題が発生しそうなのかどうか)、慎重に検討すべきです。

金利が安くて先高感があるなら、できるだけ早く買ってしまっていざとなれば売却すればいい、とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、セカンドハウスならともかく、家族が実際に住んでいる家は思うよな値段や時期には売れないと覚悟して購入する方が無難です。「居住中」の部屋は内見のスケジューリングが難しい、痛んでいて見た目が良くないといった理由で売りにくいと言われています。こうなると場合によっては、先に次の住まいに引っ越して、リフォームし、売りに出して、といった時間的なリスクも考慮しないといけません。その間だって、毎月住宅ローンを返済する必要があります。そのリスクを嫌がって直ぐに業者に買い取ってもらおうと思うと、市価より叩かれてしまいます。

やはり、「家を購入する必要性」を真剣に考えることが王道のようです。その中で、「買うべきはどんな家?」という大命題解決のためのヒントも得られそうですし。

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珍しく部屋の中についての話し

マンションの収納率に関して、専門誌などでは“理想は10~15%”と書かれていたりします。そして、実際に最近の部屋はウォークインクローゼットなんかがついていて、収納率が10%を超える物件が多いような気がします。

しかし、この“理想の数字”は実際のところどうなんでしょうか?できるだけ物を持たない主義の人にとっては、収納するものもないのに10%も15%も押入れとして占められているなんて、逆にもったいなく感じませんかね。その分リビングを広くして欲しいと思うんじゃないでしょうか?

ここ数年から10年前後の間に新たにマンションの購買層となり得る若い世代の方たちは、より合理的な考え方をするようになってきていると思います。そういう世代の人たち向けに気に入ったインテリアが置けるよう、敢えて収納率を低くしたマンションがあっても面白いんじゃないでしょうか。

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オートロック破り

オートロックの玄関なのに、ポストに不法なチラシが投げ込まれてたりしますよね。昼間は管理人さんの目が光っているので、エントランスの集合ポストに投函することはできなさそう。従って、夜間に侵入しているのでしょう。
そして、ある日の丑三つ時、オートバイの荷台に大量のチラシを載せてマンション前に横づけする人物がいましたので、暫くどうするのか見ていました。ものの1~2分でそのマンションから出てきましたは。200戸ほどのマンションなのに凄い投函スピードに驚き。問題のオートロックをどうやって開けているのか、遠めで見ていただけですがその原理はわかりました。
それにしても、あんな簡単な方法で開いてしまうオートロックに防犯効果を期待してよいのでしょうか?

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メガマンションは得?

最近、500戸以上(大体ですが)のマンションをメガマンションと呼ぶらしいです。

そしてマンション雑誌なんかで、「住んで得するメガマンション」みたいな特集記事を最近よく目にします。そこにはこんなことが書かれています。

「メガマンションの下層階の住人でも上層階の住人と同じ共有施設やサービスが受けられる。つまり、下層階の物件は価格の割には受けられるサービスが豊富でお得だ!!」

確かに、すごい有名デザイナーが造ったオブジェや変った彫り物が配備された中庭、広いエントランス、揺れないエレベーターなんか、住んでいて心に余裕みたいなものが生まれるのかもしれません。そういう意味では、「下層階に住んだらお得」という意味が分からないでもないです。

しかし、ここで言う共有設備やサービスに、「住人の関係者限定、1泊3,000円で利用できるゲストルーム完備」みたいな付帯設備まで含んでいることに、少し違和感を感じずにいられません。。

そもそも、そんな付帯サービスを年に何回利用するつもりなんですかね?そんな親戚や友達が遊びにくるの?(しかも、自宅に泊めてあげられないくらい大人数で・・・)予約取れるの?500世帯も住んでいたら2~3部屋じゃ足りないでしょう。

フィットネススタジオだって、月に何回利用するつもりなんでしょうね?あなた、そんなに運動好きでしたっけ?

屋上の大浴場だってどうなんでしょうか。同じマンションの住人と裸の付き合いがしたい人は別ですけど・・・。

それにしても、ゲストルーム、フィットネススタジオ、屋上大浴場といった教養施設の維持管理はどこから捻出されているんでしょうね?不思議ですよね?まさか、デベロッパーや販売会社が負担してくれてるの?違いますよ、毎回支払う利用料と住人が毎月支払う「管理費」が財源に決まっているじゃないですか。

利用しなくても支払わされているのにこれを「お得」と言うんですか?

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ブランドマンション談義

高級マンションに住んでいると余計な見栄やストレスがあるようだ。

知り合いに、某ブランドマンションのコンシュエルジェをしている人がいる。その人の職場であるそのマンションでは、上層階専用と下層階用でエレベーターが別れているらしい。当然、上層階の部屋は下層階より高額になるのでお金持ちが多く住んでいるとのこと。(億ションに住んでいる人はみんなお金持ちでしょう、と思いながら話を聞いていました)

聞くところによると、下層階の人は上層階の人に対してコンプレックスを持っているらしいです。(ちなみに、上層階の人は何とも思っていないらしいです。これぞ、本当のお金持ち!!)そんな無理してブランドマンションに住む必要ないのに、と個人的には思いますが、やっぱり有名芸能人やプロスポーツ選手が住んでいるマンションに自分も住んでいると言う、はっきり言って馬鹿な見栄にこだわる人がいるんですね。

でも、上層階の人が何とも思っていなくても、マンションのフロントの皆さんは、そんな人をただの見栄っ張りって思ってますよ。残念ながら・・・・。

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街選びのポイントって? ちょっと一息 軽口コラム(3)

2年前のことだが、子どもを入学させる小学校選びに迷ってる友人がいた。近所の小学校に入れればいいのでは、と私は思ったがそう簡単な話しではないとのことだった。

地元の小学校は児童数が少なく、ひとクラスしかないうえ10名程度しかいない学年もあるというのだ。子どものことを考えると、いつ学校統合の憂き目に会うか分からない小学校には入れたくないとのことだった。(しかし、本当の理由はその小学校の評判ががよくなかったからだったと、後日酒の席で話していた)そこで、隣のエリアにある名門と呼ばれる公立小学校に子どもを入学させようとしたのだが、ちょうどその頃、通学時の安全が確保できないとの理由で各区が越境入学を認めなくなり始めていたそうだ。

しかし、どうやったかは知らないがほどなく目的の小学校に入学することが決まった。その家族はひと安心。特に奥さんが嬉しそうに入学が決まったことを話していたのを覚えている。

隣のエリアと言っても、電車に乗ってドア・ツゥ・ドアで30分。学校が終わったら寄り道することなく真っ直ぐ帰宅。当然、近所にクラスメイトはいないから、放課後に遊ぶ相手がいない。これって、本当に子どもにとって良いことなんでしょうかね?

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ちょっと一息 軽口コラム「住みよい街って、どんな街?」(3)

(前回の続き)

無念にも社宅を追われた当時、子供が生まれたばかりであったので本当に引っ越したくなかった。しかし、しばらくしてその思いは逆になっていた。

今の住まいは、マンションが立ち並ぶ居住者の多いエリア。同世代のファミリーも多く、子供を通じて知り合う機会も多い。その点、錦糸町はファミリー世帯が少なかったから、同学年の子供を持つ親と知り合う機会は今よりぐーんと減っていたに違いない。

また、子供にとっても、知り合う仲間は限られていただろう。何故なら、当時住んでいた学区の小学校は非常に小規模で1学年1クラス。小学校6年間で共に過ごすクラスメートがたった30人強。当然、クラス変え無し。毎春恒例のハラハラ、ドキドキのクラス替えを経験した私からするとやっぱり物足りない気がする。グラウンドも当然土ではない。ちなみに、現在の住んでいるエリアの最寄りの小学校には1学年3クラス、各クラス30人以上の生徒がいる。やはり、たくさんの友達と知り合うほうが、子供にとってよいのではと思う。グラウンドも土だ。川が近く公園も川沿いに点在しているので、走り回る場所にも困っていないようだ。遊んでいる子供たちも、幼児から小学校高学年まで幅広い。

それにしても、家族構成が変わると、嫁と二人の生活では時には見えて来なかった"暮らす街として物足りなさ"が目に付くようになるようだ。時と場合によって、暮らしやすい街も変化するということを学んだ。もちろん、個人的な意見なので、全ての人に当てはまるわけではないことご了承いただきたい。(終わり)

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ちょっと一息 軽口コラム「住みよい街って、どんな街?」(2)

(前回の続き)

福利厚生の全面廃止という社の方針の一環として、社宅制度も廃止となったのでありました。

快適な錦糸町ライフを捨てがたく近隣で次の住まいを探したのだが、ここで現実を見たわけです。さすが、東京駅まで乗り換えなしで10分圏内、自腹で賃貸に住むには錦糸町は“高級住宅街”であった。社宅は60平米で9万円だったのだが、同様の分譲タイプの賃貸マンションの場合、錦糸町界隈だと賃料は安くて16万円。一般ピープルにオーバー15万円の家賃はキツイ!!

そのため、仕方が無く我が街「錦糸町」を去ることになるのだが、それは結果的に我が家族にとっては不幸中の幸いだったのでは、と今は思う。 それは、我が家の家族構成の変化と大いに関係しているのだが、・・・続きは次回。

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ちょっと一息 軽口コラム「住みよい街って、どんな街?」(1)

10年ほど前、転勤で東京に引っ越してきた際、最初に住んだ街は「錦糸町」だった。この街に特段縁もゆかりもあったわけではないのだが、社宅があったので深いことは何も考えずに住む街に選んだ。バブル後に建設された分譲マンションだったので、そこそこ良い部材が使われていたうえ、水周りの設備が充実しており、部屋としては申し分なかった。しかし、イメージからでしょうか、東京に長く住む同僚から、「何でそんなところに住むの?」とか、「帰りの夜道は危なくないの?」とか、大変失礼な発言を多数いただきました。

で、実際に住んでみてどうだったかというと、これがとても快適。都心から近くて通勤は楽。駅前にはオープンしたばかりの「そごう」がでーんと構え、駅から自宅までの帰り道には食品スーパーやマルエツもあった。最寄り駅に“ちゃんとした”百貨店がある街にくらした経験は今のところこの時だけ。(以前住んでいた大阪のとある街では、近所に2階建ての「××百貨店」という名の食品スーパーがあったけど・・・。) 

そして、我が嫁も錦糸町での「子無し専業主婦業」を大いに楽しんでいた。浅草、神田といった真正下町が近いこともあり、下町フェチと化した嫁は、毎日のように自転車を駆り、両国、浅草、時には上野までぶっとばしていたみたい。そのおかげで、仕事から家に帰ると言問だんごや浅草で有名な大学芋、葛餅などのおいしいお土産を夕食後のおやつに食べるというのが日課になっていた。(ちなみに、現在の嫁の体型はこの時の後遺症ではないかと思われる) 

そんな甘党アロハなスローライフ@錦糸町がいつまでもつ続けばいいのにと思う中、そうはうまくいかないのが世の常。東京に引っ越してきて3年目の春、余儀なく引越しすることになったのだが・・・、続きは次回。

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